AssistMotion株式会社は、信州大学において得られた成果を社会貢献につなげるために設立した信州大学発ベンチャー企業です。人に優しいウェアラブルロボット(ロボティックウェアcurara®)と次世代ソフトアクチュエータ(ソフトロボティックデバイスPVCGEL)の研究開発を二つの柱とし、これらの技術を実用化することを目指しています。
超高齢社会の進行の中で、ウェアラブルロボット技術を利用して人々の動作をアシストする技術は今後より一層の重要性を増しています。日常生活や幅広い作業現場で利用されるためには、単に動作をアシストするだけではなく、人との親和性を高め、人の感性に訴えることで喜んで使用したくなるようなロボットが求められています。
AssistMotionでは、ウェアラブルロボットと次世代ソフトアクチュエータの2つの基礎技術を柱とし、衣服感覚で利用できる、人に優しい“着る”ロボットを実現するための技術革新を目指しています。
ロボティックウェアcurara®は、人とロボットのインタラクション制御技術の研究成果を基礎技術として、2011年より開始した国立研究開発法人、科学技術振興機構(JST)のA-STEPシーズ育成タイプのプロジェクトで研究開発を実施してきました。その後、信州大学先鋭領域融合研究群の歩行アシストサイボーグプロジェクト(2015年開始)に受け継がれ、今日に至っています。現在20の企業や病院、介護施設*のご協力のもと開発が進められており、2019年のcurara®の製品化に向けて、弊社はその中核として活動しています。